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The Archive

2002/11/16


日経新聞の今月の「私の履歴書」はIBMのガースナー会長だが、彼の著書”Who Says Elephants Can't Dance? Inside IBM's Historic Turnaround" (HarperBusiness, $27.95) が出版された。さっそく買って読んでみようと思う。1993年CEO就任以来、ガースナーが達成したIBMのターンアラウンドは、学ぶべきことがものすごく多い。

きちんとした書評が二つほど見つかったので、興味のある方は、まずはぜひこれらを読んでみたらよいと思う。
Forbes.com
ZDNet

2002/11/14


Dspace」という電子アーカイブシステムの開発がMITとHPの共同開発によって進んでいるらしい。このサイトの「About Dspace」をクリックすると、「Welcome to DSpace, a newly developed digital repository created to capture, distribute and preserve the intellectual output of MIT. As a joint project of MIT Libraries and the Hewlett-Packard Company, DSpace provides stable long-term storage needed to house the digital products of MIT faculty and researchers.」とある。概要は、ZDNetCNETの記事で読める。今後の進展に注目したい。本サイトでもご紹介したオープンコースウェアにもこのプロジェクトの成果が反映され、統合されていくのだろうか。

2002/11/13


米国テクノロジー産業の最先端をカバーする雑誌に「Red Herring」というのがある。この雑誌は、ITばかりでなく、バイオ、ナノテク、環境技術等の先端テクノロジーをベースとして新しく生まれる企業や産業について興味があ る人には必読の雑誌なのだが、その記事の一部が日本語で読めるようになった。ループカフェというダイヤモンド社のサイトだ。最初にユーザ登録をしなければならないのが少し面倒だが、一度登録してしまえば、それからは無償であれこれと読める。

2002/11/11


知人のJakob Nielsen(ウェブのユーザビリティの専門家、コンサルタント)が自分のウェブで書き続けているコラムが過去にさかのぼって全部日本語訳されてウェブにアップされているなんて、今日までぜんぜん知らなかった。たまたまGoogleで別のことを調べていたら見つかった。

ひょっとしたらと思って、よくよく見てみると、「Supported by IID, Inc」とあるではないですか。やっぱりねぇ。さすが三留修平社長。イード株式会社の三留社長は、僕がアーサー・D・リトルというコンサルティング会社に入社したときのボスで、面倒見のいい素晴らしい先輩だった。本当に何から何までお世話になった方である。

そうそう、ずいぶん前、シリコンバレーに三留さんがいらっしゃったとき、ニールセンに会うとか何とか、そういう話を伺ったような記憶が甦ってきた。イードという会社は、会社概要にもあるように、もともとは日産自動車の100%子会社のデザイン・コンサルティング部門だった。それが、マネジメント・バイ・アウト(MBO)方式によって最近独立した。日本にもこういう事例がどんどん増えるともっと経済が活性化するはずなのだが、やっぱり三留さんのような情熱的な行動家は日本にはそうは多くないからなぁ。

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